スマートウォッチの高度な機能は魅力的だが、HUAWEI Band 8のようなスマートバンドは日常生活に必要十分な機能を提供し、さらに手軽さとコストパフォーマンスで優れている。
デザイン、価格、機能性のバランスを取ることが重要であり、HUAWEI Band 8はその良い例と言えるだろう。
この記事ではHUAWEI Band 8の特徴や使用方法を紹介する。
スマートウォッチとスマートバンドの違い
まず、混同しがちなスマートウォッチとスマートバンドの違いについて整理する。
(厳格に区別されてるわけではなさそうで、スマートバンドもスマートウォッチと呼んでいるケースもある。)
特徴 | スマートウォッチ | スマートバンド |
---|---|---|
デザイン | 通常は大きくて洗練されたディスプレイ | よりコンパクトでシンプル |
機能性 | 高度な機能(通話、アプリ、GPS) | 基本的な健康追跡と通知機能 |
バッテリー寿命 | 比較的短い(数日間) | 長持ち(数週間) |
価格 | 比較的高価 | 比較的手頃 |
ターゲットユーザー | テクノロジー愛好家、多機能を求めるユーザー | 基本的な健康追跡を求めるユーザー |
接続性 | スマートフォンとの広範な連携 | 限定的なスマートフォン連携 |
スマートウォッチの代表例といればApple Watchだろう。
「通話」や「Apple Payによる決済」などもできてしまう。機能豊富で魅力的に見えるが、ほとんどの人にとって、その機能を持て余すことになるだろう。
スマートバンドと比較したときの「バッテリー寿命の短さ」「値段の高さ」はしっかり理解しておこう。
健康目的だけの場合、スマートバンドで十分。
スマートバンドの代表製品
スマートバンドの代表製品といえば、「HUAWEI Band」「Xiaomi Smart Band」だろう。
この2つであれば、どちらでも良いと思う。私は日本語版の発売が早かった「HUAWEI Band 8」を購入した。
HUAWEI Band 8の特徴
HUAWEI Band 8は、軽量(約14g)でスタイリッシュなデザインが特徴のスマートフィットネスバンドである。1.47インチのAMOLEDディスプレイは鮮明で、色彩も豊か。
歩数カウント、心拍数のモニタリング、睡眠のモニタリング、血中酸素レベルのチェック、ストレスモニタリング、アラーム設定 といった機能が搭載されており、日常生活における健康状態の監視に役立つ。
「アクティブマトリックス有機ELディスプレイ」の略称で、薄型のディスプレイ技術のこと。
AMOLEDディスプレイは省電力で、薄く軽量ながら高いコントラスト比と応答速度を提供する。
最大14日間のバッテリー寿命を提供し、短時間の充電で長時間使用可能である。
Apple Watchと比較して、この点が大きいメリット。
基本的な使用例
セットアップとペアリング
スマートフォンにHuawei Healthアプリをダウンロードする。
HUAWEI Band 8をBluetooth経由でペアリングして利用する。
歩数カウント
購入の一番の目的は、一日の歩数チェック。
購入前は1日1万歩目標だったが、1万歩は私には無理。6000歩が今の目標。
心拍数のモニタリング
一般的な成人の安静時心拍数は60~100拍/分。
高すぎると、運動不足・ストレスなど健康問題の可能性あり。
睡眠のモニタリング
深い睡眠・レム睡眠などの時間を測定可能。
1日8時間は寝たい。
血中酸素レベルのチェック
正常な血中酸素飽和度は通常95%以上。あまり使わないかな。
ストレスモニタリング
ストレスレベルは低、普通、中、高で評価される。
どういった作業中のとき、ストレスレベルが高いか確認できる。
予定アラーム
上からスワイプして、右上2番目のアラーム時計アイコンでアラーム設定できる。
最大10件のアラームを設定可能。
なお、スマートアラームは対応してない様子。
※スマートアラームとは、指定の時間帯で、睡眠が浅い状態と判断されたときに知らせるアラームのこと。
その他
ボタンクリックで、他にいくつかの機能を確認できる。
リモートシャッターなども利用可能。