Webから特定情報をスプレッドシートに反映したいときに役立つ関数を紹介します。「IMPORTHTML」「IMPORTXML」を利用すると手軽にWeb情報を取得できます。
目次
IMPORTHTML | 表・リスト
IMPORTHTML関数を利用すると、指定HTMLページの「表」や「リスト」情報をインポートできます。
構文
IMPORTHTML(URL, クエリ, 指数)
テーブル情報を取得したい場合クエリに “table” を指定します。
リスト情報を取得したい場合クエリに “list” を指定します。
指数には、URLで指定したHTML内で定義されている順をもとに 1から順 に指定します。
利用例
特定URLの一番最初に表示されているテーブル情報をシートに反映したい場合、以下のようになります。
IMPORTHTML(URL, "table", 1)
IMPORTXML | 構造化データ
IMPORTXML関数を利用すると、HTML, XML, CSVなどの構造化情報からデータをインポートできます。
構文
IMPORTXML(URL, XPathクエリ)
利用例
titleタグを取得したい場合、以下のように指定します。
=IMPORTXML(URL, "//title")
指定URLの特定情報を取得したいとき、以下のようにChrome Developerツールを利用すると簡単に調べられます。
Copy XPathで目的情報のXPathを取得します。
取得したXPathクエリ情報の「ダブルクォーテーション」を「シングルクォーテーション」に書き換え、IMPORTXML関数の第2引数に指定します。