スプレッドシートのVLOOKUP関数について取り上げます。「基本的な使い方」と「範囲指定のコツ」を解説します。
目次
構文
VLOOKUP(検索キー, 範囲, 番号, [並べ替え済み])
指定検索キーを指定範囲の中から検索して、ヒットした行の指定番号の値を取得します。
活用例1
VLOOKUPの指定
別シート(Masterシート)にマスタデータを管理しています。
VLOOKUPでこの範囲を指定しています。( Master!$A$2:$B )
範囲指定した中の2番目(VLOOKUPの第3引数で指定)の値を紐づくデータとして取得しています。
範囲指定のコツ
6に一致する値が存在しないためエラーになっています。
Masterシートにて6の情報を追加したためエラーが解消されました。
もし、Master!$A$2:$B$6と指定していた場合、追加したデータがVLOOKUPの範囲外のためエラーのままになります。
Master!$A$2:$Bと指定しておくと、範囲が増えてもVLOOKUP側の指定を変更せずに済みます。
活用例2
活用例1では、VLOOKUPの第4引数にFALSEを指定しました。
FALSEを指定すると完全一致で検索されます。
VLOOKUPの第4引数にTRUEを指定したときの例を紹介します。
第4引数にTRUEを指定しています。「検索キー以下」 かつ「最も近い一致」が返されます。